「密告」 真保裕一

密告
小説ミニレビュー。

「密告」
真保裕一 講談社文庫
点数:魚魚魚魚

(感想)
 面白かったですね。ハードボイルドです。
 誰もが主人公のことを密告者だと思う四面楚歌の状況で、さまざまな妨害に遭いながらもひとり奮闘する。話は警察内部の闇の部分にまで及んできます。
 結末もけっこう好きですね。
 やや暗めの固いハードボイルド小説なので、読み人は選ぶと思います。

(あらすじ)
 川崎中央署生活安全係の警察官である萱野は、かつて競技射撃でオリンピック目前まで行ったことがあった。そのときのライバルで、現在の上司でもある矢木沢の接待疑惑を、署とマスコミに何者かが密告した。矢木沢は萱野が密告したものと思い、激高する。萱野は密告者の汚名を晴らすために真犯人を探す。

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